バイクに乗っているけど、メンテナンスや整備は日ごろからやっていない…
そんな人は多いのではないでしょうか?
バイクは、定期的なメンテナンス・整備を行うことで、故障や事故を防ぐことができます。
しかし、バイクのメンテナンス・整備をやったことない人は、何をやれば良いのか分かりませんよね。
この記事では、バイクのメンテナンス・整備をしない人のバイクがどのような状態なのか、そしてバイクの故障や事故を防ぐ、最低限のメンテナンス・整備方法をご紹介します。
結論から言うと、
- タイヤの減り、空気圧チェック
- ブレーキの効き確認
- ライトやウインカーの点灯確認
- チェーン清掃・注油
- エンジンオイルの汚れチェック
こちらのメンテナンス・整備を行えば、ある程度問題なくバイクに乗ることができます!
バイクのメンテナンス・整備をしないリスク
定期的なバイクのメンテナンス・整備をしないことで、以下のようなリスクがあります。
故障や事故のリスクが高まる
当たり前ですが、バイクに乗っていれば、タイヤやブレーキパッドなどのパーツはどんどん摩耗・劣化し、効きづらくなってきます。
そんな状態でバイクに乗り続けたら、いつかブレーキが効かなくなったり、タイヤが滑ったりして、
事故につながるリスクが上がります。
バイクの性能が低下する
バイクには、定期的に交換が必要なものがいくつかあります。
エンジンオイルも定期的に交換が必要なものです。
交換を行わずに乗っていると、燃費が悪くなったり、エンジン本来の性能を発揮できなくなったりします。
最悪の場合、エンジンのオーバーヒートや、エンジンが掛からないなどの原因になります。
バイクの寿命が短くなる
バイクのメンテナンス・整備を行わずにいると、結果的にバイクの寿命を短くしてしまいます。
バイクは人間と同じです。
人間も調子が悪い状態で無理なことをしたりすると、体を壊したり、最悪重い病気に掛かったりしますよね。
バイクも同じで、メンテナンス・整備がされず、パーツが劣化した状態で乗り続けると、
どこかで不調を起こしたり、そのままエンジンが動かなくなったりします。
バイクを長く乗り続けるためにも、定期的なメンテナンス・整備が必要になります。
バイクの最低限なメンテナンスと整備方法
バイクをメンテナンス・整備しない人でもできる最低限の方法をご紹介します。
タイヤの減り、空気圧チェック
まず1つ目が、タイヤの減りと空気圧のチェックです。
1ヶ月に1回ぐらいのペースで行うと良いです。
タイヤの減りを確認するには、タイヤの△マーク上にある、溝を確認します。
この溝の中にあるスリップサインが、タイヤ表面に出てきていたらタイヤ交換を行いましょう。
タイヤ交換を自分で行える人は自分で行って良いですが、できない人・不安な人はバイク屋さんに持っていきましょう。
続いてタイヤの空気圧チェックをする方法です。
タイヤの空気圧をチェックするには、2つの方法があります。
1つは自宅でチェックする方法です。
自宅で空気圧チェックを行うには、空気圧測定器(エアゲージ)と空気入れが必要になります。
空気圧測定器で空気圧を測り、それが規定の空気圧になっているかを確認します。
既定の空気圧は、主にバイクのフレームやチェーンガード、スイングアーム付近などに
書いてあります。
もしそれでも分からない場合は、バイクをネットで検索すれば分かります。
空気圧が規定値より減っていた場合は、空気入れで空気を入れましょう。
もう1つの方法は、ガソリンスタンドの空気充填機を利用することです。
ガソリンスタンドには、タイヤの空気を入れる空気充填機があります。
空気圧のチェックと空気入れが同時に行えるので、とても便利です。
しかし、ガソリンスタンドの空気充填機のバルブが入らないというときがあります。
理由はガソリンスタンドの空気充填機は、主に自動車向けになっているためです。
もし、ガソリンスタンドの空気充填機のバルブが入らないというときは、
エクステンションエアバルブを付けてみましょう。
ブレーキの効き確認
2つ目は、ブレーキの効き確認です。
やり方は、バイクを押してブレーキを掛けるだけです。
とても簡単なので、バイクに乗る前に必ず行いましょう。
もし効きが悪いなあと感じたり、キーキーという異音を発している場合は、
ブレーキパッドが減っているかもしれません。
ブレーキパッドが減っているかは目視でも確認できますが、見にくい場合が多いので、
不安な人はバイク屋さんに持っていきましょう。
ライトやウインカーの点灯確認
3つ目は、ライトやウインカーの点灯確認です。
ヘッドライドやテールランプ、ウインカーのライトが点灯しているかを確認します。
もしライトやウインカーが点灯せずにバイクに乗っていると、法律違反になる場合があります。
また、事故の原因になる場合もあるので、ライトやウインカーの点灯確認はしっかり行いましょう。
チェーン清掃・注油
4つ目は、チェーン清掃・注油です。
こちらは少々面倒くさいかもしれませんが、やらずに放置していると、
走行中にチェーンが切れたりする危険があります。
やり方は、
- バイクのリアタイヤをバイクスタンドで上げる
- チェーンにチェーンクリーナーを吹きかける
- チェーンブラシで汚れを落としていく
- チェーンルブを注油していく
走行中にチェーンが切れると、命にも関わりますので、月に1~2回程度行いましょう。
エンジンオイルの汚れチェック
5つ目は、エンジンオイルの汚れと量チェックです。
エンジンオイルはどんどん汚れ、黒くなっていきます。
確認方法は、エンジン横のオイル窓で確認できます。
このオイル窓を見て、エンジンオイルが黒かったり、規定量に達していない場合は、
バイク屋さんに持っていき、オイル交換をしてもらいましょう。
まとめ
バイクのメンテナンス・整備をしないと、故障や事故の原因になったり、バイクの性能や寿命を短くしてしまいます。
今回紹介した最低限のメンテナンス・整備方法を実践して、楽しいバイクライフを楽しみましょう!
コメント