【焚き火】薪拾いは違法なの?違法になるケースと薪の入手方法を解説

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焚き火やバーベキューなどの際、火を起こすために必要になるのが薪です。

しかし、薪拾いは、必ずしもどこでも自由にできるわけではありません。

もしかしたら、知らないうちに法律違反になるケースも…

今回は、薪拾いで違法になるケースと薪を手に入れる方法について解説します。
薪拾いをする際には、ぜひ参考にしてください。

薪拾いが違法になってしまうケース

薪拾いは、基本的には自由に行うことができます。
しかし以下のルールを守らないと、違法になる可能性があります。

所有者の許可を得ずに拾う

薪を拾う場合、原則として所有者の許可が必要になります。

具体的には、森林法において、森林または林地を伐採する場合は、所有者の許可を得なければならないと定められています。

山は誰も管理していない、自由にしても良いと思うかもしれませんが、必ず所有者がいます。

自治体や法務局の窓口などで所有者を調べることができます。

薪拾いをする際には、所有者の許可を得るようにしましょう。
許可を得ずに薪を拾うと、違法行為となるだけでなく、トラブルに発展する可能性もあります。

薪の入手方法

ではどのようにして薪を手に入れれば良いのでしょうか?

薪を手に入れる方法は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

  • 自治体から薪を譲ってもらう
  • 購入する
  • 所有者の許可を得た上で拾う

自治体から薪を譲ってもらう

まず1つは、薪を使っている人や自治体から譲ってもらう方法があります。

多くの自治体で、伐倒処理で発生した丸太など、木材資源の有効活用を目的に、無料で配布していることがあります。

無料配布しているかは、各自治体のホームページで情報発信していることが多いです。

自治体によっては、完全申込制や、すぐに配布木材が無くなることもあるので、チェックしてみてください。

購入する

薪を手に入れる方法の2つ目は、購入することです。

これが一番手っ取り早くて、手軽な入手方法です。

薪はホームセンターや薪専門店、通販などで販売しています。

最近では、メルカリやpaypayフリマなどのフリマアプリでも出品されていることがあります。

ただ、薪の種類によって燃えやすさや火持ちの良さが違うので、使う用途によって
購入する薪を選んだ方が良いです。

薪の種類は、大きく分けて針葉樹と広葉樹の2つに分けられます。

  • 針葉樹
  • 広葉樹

針葉樹とは、葉が針のように尖った木のことです。
代表的な種類としては、スギ、ヒノキ、マツなどが挙げられます。

針葉樹の薪は、火つきがよく、燃えやすいのが特徴です。
ただし、火持ちは良くありません。

広葉樹とは、葉が平たい木のことです。
代表的な種類としては、コナラ、クヌギ、ケヤキなどが挙げられます。

広葉樹の薪は、火つきは悪いですが、長時間燃えるのが特徴です。

種類特徴適した用途
針葉樹火つきがよく、すぐに燃える焚き付け、強火力が必要な料理
広葉樹火持ちがよく、長時間燃える焚き火、薪ストーブ



所有者の許可を得た上で拾う

山などで、所有者の許可が得られれば、無料で枯れ木や間伐材などを拾って薪を手に入れることができます。

しかし、生えている木や枝を折ったりすることはやめましょう。

いくら許可を貰ったとはいえ、マナー違反になります。
薪を集める際は、地面に落ちているものを選びましょう。

薪として最適な木は、乾燥がされている木です。

拾った木を折ってみて、「パキッ」と音が鳴る木が乾燥している木です。

また、集めた薪をまとめるために、ロープがあると便利です。


まとめ

薪拾いは、所有者の許可が得られないと、法律違反になるケースがあります。

皆さんも薪拾いをする際は、一度その土地の所有者や管理者に確認してから、
薪拾いをするようにしましょう!

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